ももいろクローバーZの「あーりん」として長く活動している佐々木彩夏さん。ステージでは華やかなアイドルの姿がすっかりおなじみですが、芸能活動を始めたのは、ももクロへ加入するよりもずっと前でした。
幼いころからダンスを習い、小学生になるとドラマやテレビ番組にも出演。子役として撮影現場に立ち、「おはスタ」にも出演していました。
2008年11月23日、小学6年生だった佐々木彩夏さんは、ももいろクローバーへ加入します。
ただ、本人が昔から迷いなく「アイドルになりたい」と考えていたわけではありません。後年には、テレビに出る存在にはなりたかったものの、歌への苦手意識からアイドルになりたいとは言えなかったと明かしています。
では、佐々木彩夏さんはどんな家庭で育ち、子どものころはどんな少女だったのでしょうか。幼少期のダンスや小学生時代、家族とのエピソード、子役時代から、ももクロで初めてステージに立つまでを順番にたどります。
佐々木彩夏は昔どんな子だった?3歳からダンスを始めた幼少期
佐々木彩夏さんは1996年6月11日生まれ、神奈川県出身です。現在の所属事務所であるスターダストプロモーションのプロフィールにも、特技として「ダンス」が記載されています。
そのダンスとの付き合いはかなり早く、本人によると3歳から始まっていました。小学校へ入ってから始めた習い事ではなく、物心がつくころには踊ることが生活の中にあったことになります。
3歳から小学6年生まで続けたダンス
佐々木さんは3歳から小学6年生まで、同じダンススクールへ通っていました。途中で少し習ったという程度ではなく、ももクロへ加入するころまで続いた長い習い事でした。
年に一度の発表会が近づくと、佐々木家では準備が始まります。衣装を整え、メイクをして、本番へ向かう。本人だけのイベントではなく、家族も一緒になって動く行事だったようです。
2018年に出演した「ももいろクローバーZ ももクロくらぶxoxo」では、子どものころのダンスについてこう振り返っています。
3歳から小学6年生までずっと同じダンススクールに通っていて
出典:ニッポン放送 NEWS ONLINE「ももクロメンバー、器用な佐々木彩夏のママに衣装製作を依頼!?」(2018年5月27日)
ダンスは小学6年生まで続きました。ちょうどそのころに、佐々木さんの生活へ「ももいろクローバー」が入ってきます。
小学生時代はたまごっち2台を首から下げていた
ステージやテレビとは離れたところでは、当時の小学生らしい思い出も残っています。
小学校低学年のころ、クリスマスにサンタクロースへお願いしたのが「たまごっち」でした。プレゼントされたのは2個セットで、佐々木さんは2台とも自分で育てていたそうです。
私は一人で首から二つ下げてお世話をしていました(笑)
出典:ORICON NEWS「佐々木彩夏、たまごっちと同い年 幼少期は2台持ちで『母性本能はたまごっちで養った(笑)』」(2025年11月19日)
学校へ行っているときも、ダンスなどの習い事をしているときも、たまごっちの様子が気になっていたと話しています。
ダンスへ通う小学生が、首から2台のたまごっちを下げて世話をしていた。
本人は後年、一人っ子で家にペットもいなかったため、何かを育てる経験があまりなかったとも振り返っています。
佐々木彩夏の家族構成は?父親・母親とのエピソード
佐々木彩夏さんは一人っ子です。本人の公式ブログには父親と母親がたびたび登場し、ももクロ加入9周年を迎えた際にも「家族3人」で焼肉を食べに行ったことを書いています。
両親は一般の方のため、氏名や職業などは公表されていません。一方で、子どものころの思い出をたどると、ダンスを中心に家族3人で過ごした場面がいくつも残っています。
母親はダンス発表会の衣装やメイクを担当
佐々木さんが通っていたダンススクールでは発表会があり、母親はその準備を手伝っていました。
衣装やメイクを担当していたのが母親です。既製品を用意して終わりという話ではなく、発表会の時期になると家族みんなが慌ただしくなるほどの行事でした。
後年、ももクロのメンバーがその話を聞いた際には、母親の器用さを知って「ももクロの衣装もお願いしたい」と盛り上がる場面までありました。
父親も参加した佐々木家の「ダンス発表会」
発表会は母親と佐々木さんだけのイベントではありませんでした。本人は当時を振り返り、発表会の時期には「ママもパパもみんな大騒ぎ」だったと話しています。
夏休みや正月には祖母の家にも出掛けていましたが、佐々木さんにとって家族の大きな恒例行事として記憶に残っているのはダンスの発表会でした。
3歳から続けたダンス。その舞台へ向け、母親が衣装やメイクを準備し、父親も含めて家族で本番を迎える。芸能界へ本格的に進む前から、人前で踊る機会は家庭の日常の延長にありました。
佐々木彩夏は子役だった!おはスタ出演までの芸能活動
佐々木彩夏さんの芸能活動は、ももいろクローバーへの加入から始まったわけではありません。
スターダストプロモーションの公式プロフィールには、2004年からテレビ出演歴が残っています。ももクロへ加入した2008年より前に、すでに撮影現場を経験していました。
2004年にはドラマへ出演
公式プロフィールの芸歴には、2004年のTBS系ドラマ「虹のかなた」や「上沼恵美子の日常ワイド劇場」への出演が記録されています。
2005年にはテレビ東京「ぷちリコ」の小悪魔ちゃんコンテスト、2006年には映画「DEATH NOTE the Last name」、2007年には「ボクとタケダくん」へ出演しました。
当時はまだ小学生です。平日は学校へ通い、ダンスも続けながら、テレビや映画の仕事も経験していました。
小学3年生で「おはキッズ」として活動
子役時代を語るうえで外せないのが、テレビ東京系「おはスタ」です。公式プロフィールでは2005年から2007年までの出演歴が確認できます。
小学3年生だったころには「おはキッズ」として番組に出演。当時、大沢あかねさんやガレッジセールらと共演していました。
後年、佐々木さんは子役時代について「これはお仕事なんだ」という意識で活動していたと話しています。ももクロへ加入したあと、その活動スタイルの違いに驚くことになります。
昔から目立ちたがり屋ではあったんです。
出典:音楽ナタリー「佐々木彩夏『A-rin Assort』インタビュー」(2020年7月10日)
小学生のころから、リーダーや班長のような役をやりたがる子でもあったそうです。一方、自分から面白いことをして人を笑わせる現在のような一面は、当時はまだ強くなかったと振り返っています。
大沢あかねが覚えていた9歳の佐々木彩夏
「おはスタ」で共演していた大沢あかねさんは、後年のラジオ共演でも子どもだった佐々木さんを覚えていました。
小学3年生ほどの年齢ながら、番組のスタッフや共演者に対して自分の意見を伝えていたことが振り返られています。テレビへ映る仕事をただ経験していただけではなく、小学生のころから現場の中で過ごしていました。
ドラマ、映画、「おはスタ」。ももクロ加入前の佐々木さんには、すでに数年間の芸能活動歴がありました。
佐々木彩夏の学歴は?小学校・中学校・高校時代と進路
佐々木彩夏さんは小学生のころから芸能活動をしており、小学6年生でももいろクローバーへ加入しました。その後も中学校、高校へ通いながらグループ活動を続けています。
学校名についてはさまざまな情報が出回っていますが、本人や所属事務所が公表していない学校名は断定できません。本人の言葉から確認できる学校生活と卒業時期を中心に見ていきます。
小学6年生でももいろクローバーへ加入
2008年11月23日、佐々木さんはももいろクローバーへ加わりました。生年月日から計算すると12歳で、小学6年生の時期です。
つまり、小学校生活の途中までには、ダンススクール、子役としてのテレビ出演、そしてアイドルグループへの加入という複数の活動を経験していました。
加入後はレッスンやライブ、握手会、撮影会など、それまでの子役とは違う仕事が増えていきます。
中学校名は公表されている?
佐々木さんの中学校について、本人や所属事務所の公式プロフィールでは具体的な学校名は公表されていません。
中学生になるころには、すでにももいろクローバーのメンバーでした。2009年8月には「ももいろパンチ」が発売され、翌2010年5月には「行くぜっ!怪盗少女」でメジャーデビューしています。
学校生活と並行して、グループの活動範囲が大きく広がっていった時期でした。
2015年に高校を卒業
高校についても具体的な学校名は本人の公式プロフィールでは公表されていませんが、高校を卒業したこと自体は本人の公式ブログから確認できます。
高校卒業の時期には、出演していた「ももいろフォーク村」で卒業を祝う企画が行われました。菊池桃子さんをゲストに迎え、「卒業」などを一緒に歌っています。
無事、高校卒業出来てよかったーーー。笑
出典:佐々木彩夏オフィシャルブログ「☆卒業です。あーりんです。☆」(公開日記載なし)
小学生で芸能活動を始め、ももクロ加入後はライブやイベントも増えていくなか、高校卒業まで学校生活を続けていました。
大学進学について公表されている情報は?
大学については、本人や所属事務所の公式プロフィールで大学名や進学先は公表されていません。
高校卒業後も、佐々木さんはももいろクローバーZでの活動を継続。ソロコンサートなど活動の幅も広がっていきました。
佐々木彩夏はもともとアイドル志望だった?
子どものころからダンスを続け、子役としてテレビにも出演していた佐々木彩夏さんですが、「最初からアイドル一本」という進み方ではありませんでした。
2025年に幼少期を振り返った際には、踊ることが好きで、将来はテレビに出る存在になりたいという気持ちは持っていたと明かしています。
テレビに出る存在になりたいと思っていた
幼いころからダンスを習い、小学生になると実際にテレビの仕事をするようになりました。
「おはスタ」などへの出演を経験していたため、テレビの世界は遠くから眺めるだけの場所ではありませんでした。すでに仕事としてカメラの前に立っていたからです。
ただ、その将来像を「アイドル」という言葉では考えていなかったようです。
歌に自信がなく「アイドルになりたい」と言えなかった
踊ることは好き。一方で歌には自信がない。この気持ちが、本人のなかでアイドルへの距離になっていました。
歌が下手っぴだったので、アイドルになりたいなんて言えなかった
出典:ENCOUNT「ももクロ佐々木彩夏、母性本能は『たまごっちで備わりました』 習い事中も“お世話”」(2025年11月19日)
「ダンスが好き」「テレビには出たい」と「アイドルになりたい」は、当時の佐々木さんのなかでは同じものではありませんでした。
事務所でももいろクローバーのメンバーに選ばれる
転機は、所属していた事務所の中で「ももいろクローバー」というグループが作られたことでした。
本人によれば、そのメンバーに選ばれたことでアイドルになることになりました。一般公募のオーディションへ自分から応募して合格した、という入り方ではありません。
すでに子役として活動していた少女が、所属事務所の新しいグループへ加わる。ここで、それまでとは違う芸能活動が始まります。
佐々木彩夏がももクロへ加入!小学6年生で迎えた初ステージ
佐々木彩夏さんの原点をたどった先にあるのが、2008年11月23日です。
この日、佐々木さんはももいろクローバーへ加入しました。後年、本人が毎年のように意識する日になった加入記念日です。
2008年11月23日にももいろクローバーへ加入
加入から9年を迎えた2017年、佐々木さんは公式ブログで当時のことを詳しく振り返っています。
あーりん、11月23日でももクロ加入9周年でした♡
出典:佐々木彩夏オフィシャルブログ「☆おまけ付きです。あーりんです。☆」(公開日記載なし)
単に「メンバーになった日」というだけではありません。同じ11月23日に、佐々木さんは初めてライブにも出演しています。
衣装の布が足りず余り布で作った衣装
加入は本人が「けっこー急に決まった」と振り返るほど急な出来事でした。
そのため、自分の衣装を一から同じ布で作れるだけの材料が足りませんでした。ほかのメンバーの衣装を作った残りの布を使い、佐々木さん用の衣装が用意されたそうです。
本人の記憶では、出来上がった衣装はパッチワークのような柄。現在の大きなステージからは想像しにくい、加入初日の光景です。
初ライブではタイガーマスクをかぶった
さらに初ライブで佐々木さんがかぶっていたのは、タイガーマスクでした。
3歳からダンスを習い、子役としてテレビにも出ていた少女が、12歳でアイドルグループに加わる。その最初のステージが「タイガーマスクをかぶったライブ」だったことを、本人は加入記念日のたびに思い出していました。
子役時代は「仕事」として現場に立っていた佐々木さんにとって、ももクロの活動スタイルはそれまでと違うものでした。ライブ、握手会、撮影会など、初めて経験することが次々と増えていきます。
「ももいろパンチ」にソロパートがなく悔しかった
加入したばかりのころには、髪型についてメンバーへ相談し、かわいい髪型を教えてもらうこともあったそうです。
そして最初のCD「ももいろパンチ」では、佐々木さんにはソロパートがありませんでした。
新メンバーだから仕方がないと思いながらも、本人の中には悔しさが残りました。握手会や撮影会も初めてのことばかりで、最初から何でもうまくこなせたわけではありません。
それでもライブへ立ち、ファンと直接会い、グループのメンバーとして活動する日々が始まりました。
「ももいろパンチ」でCDデビューへ
佐々木彩夏さんが加入した翌年の2009年8月5日、ももいろクローバーは「ももいろパンチ」を発売しました。
ももいろクローバーZの公式ディスコグラフィーにも、同作は2009年8月5日発売のシングルとして記録されています。佐々木さんにとって、加入後初めて迎えたCDリリースでした。
その後、2010年5月5日に「行くぜっ!怪盗少女」を発売。公式ディスコグラフィーでも、この作品がメジャーデビュー作として紹介されています。
3歳から続けたダンス、小学生で経験した子役の仕事、「おはスタ」への出演。そして小学6年生だった2008年11月23日、急に決まった加入から、タイガーマスクをかぶった初ライブへ。
現在まで続く「あーりん」の始まりには、最初から完成されたアイドルの姿があったわけではありません。余り布で作ってもらった衣装を着て、初めての握手会や撮影会に戸惑い、ソロパートがないことを悔しく思っていた時期がありました。
子役としてカメラの前に立っていた少女は、ももいろクローバーへ加わったことで、ライブステージへ立つアイドルになりました。
2009年の「ももいろパンチ」、そして2010年の「行くぜっ!怪盗少女」へ。その前にあった幼い日のダンスや家族との発表会、子役時代、突然決まった加入までが、佐々木彩夏さんの「あーりん」になるまでの原点です。
































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