2026年6月7日、石田千穂さんはSTU48での最終活動日を迎えました。15歳で1期生として加わり、デビューシングルから選抜メンバーとして活動。センターやAKB48のシングル選抜も経験し、約9年間にわたったアイドル活動に一区切りをつけています。
そんな石田さんがアイドルを目指した原点は、STU48のオーディションよりずっと前にあります。小学生のころはAKB48が大好きで、休み時間には友人と推しメンの話をし、下敷きやファイルなどのグッズを持っていました。
小学3年生のとき、父と参加したAKB48の握手会で、アイドルは「好きな存在」から「なりたい存在」へ変わりました。
幼少期のモデル活動、アクターズスクール広島でのレッスン、父・母・兄との日常、そして学校生活。その一つひとつをたどると、15歳でSTU48へ入るまでの道筋が見えてきます。
石田千穂の生い立ち!AKB48に憧れた少女時代
石田千穂さんは広島県出身です。幼いころからモデル活動を経験し、その後はアクターズスクール広島で歌やダンス、モデルのレッスンを受けていました。
芸能の仕事に早くから触れていた一方で、本人の中で「アイドルになりたい」という思いがはっきりしたのは、小学校時代にAKB48と出会ったことでした。
小学3年生、父と行ったAKB48握手会がアイドルへの原点
小学校ではAKB48が大人気で、友人たちにもそれぞれ推しメンがいました。石田さんの一推しは板野友美さん。休み時間にはAKB48について話し、グッズを持ち歩くほど夢中になっていました。
小学3年生だった2011年、広島で行われたAKB48「桜の木になろう」の全国握手会へ父と参加します。
板野さんと握手できた時間は1~2秒ほどでした。それでも本人は、目の前で会ったときの印象だけでなく、握手後の自分の手にいい香りが残っていたことまで覚えていました。
「そのときに『好き』から『なりたい』に変わりました。」
出典:ORICON NEWS「最後列からAKB48選抜へ――STU48全シングル選抜・石田千穂 9年間の葛藤と軌跡」(2026年4月25日)
握手をした相手に「いい匂い」と思ってもらえるようなアイドルになりたい、とも考えました。「桜の木になろう」は、その後も石田さんにとって特に思い出深いAKB48の楽曲として残っています。
STU48へ入ったあとも板野さん本人と話す機会はなかったものの、2026年のインタビューではAKB48の20周年記念コンサートを客席から見たことも明かしています。小学3年生で抱いた憧れは、大人になっても変わっていませんでした。
幼少期はモデル活動!父の勧めでアクターズスクール広島へ
2015年に公開されたアクターズスクール広島在籍時のインタビューでは、13歳だった石田さんが、スクールへ入る前からモデル活動をしていたことを話しています。
「いつかはアイドルになりたいと思ってました。」
出典:About ASH「石田千穂&高竹香夢&八木海莉&宅明美咲インタビュー」
アクターズスクール広島のオーディションを勧めたのは父でした。石田さんは26期生として入り、2015年当時はCクラスに所属。歌やダンスだけでなく、モデルコースのウォーキングにも取り組んでいました。
モデルコースではターンが苦手で、歩いたあと方向を変えるときに体がぐらつくことを気にしていました。歌やダンスでも、大人っぽい表情やかっこいい表情を課題にしていたそうです。
「お風呂で鏡を見ながら練習したりしてます。」
出典:About ASH「石田千穂&高竹香夢&八木海莉&宅明美咲インタビュー」
憧れのASH卒業生として名前を挙げていたのは花岡なつみさんでした。当時から、デビューするだけではなく、長く活動を続け、人から憧れられるようなアイドルになりたいと話しています。
Fairies NEXTでグランプリ!小学5年生で全国オーディションへ
2012年には「Fairies NEXT」オーディションでグランプリに選ばれました。公式結果ページには、応募総数5,000人から選ばれた7人の一人として石田千穂さんの名前が掲載されています。
当時は小学5年生で、出身は広島。趣味・特技としてバレエと空手、当時の身長は148cmと記録されています。
「Fairies NEXT」のグランプリ経験は公式記録で確認できますが、女性グループ「Fairies」の正式メンバーだったという意味ではありません。
小学生の段階ですでにモデル活動、芸能スクール、全国規模のオーディションを経験していました。ただし、この時点ではまだアイドルとして正式にデビューしたわけではありません。
石田千穂の家族構成は?父・母・兄とのエピソード
石田千穂さん本人の発言には、父、母、兄が登場しています。一般人である家族の氏名や職業は公表されていません。また、ほかにきょうだいがいるかまでは明らかになっていないため、家族の人数は断定できません。
父は握手会から芸能スクールへの挑戦まで支えていた
父は少女時代の重要な場面に何度も登場します。小学3年生ではAKB48の握手会へ一緒に行き、その後はアクターズスクール広島のオーディションを勧めました。
STU48で活動するようになってからも、父の日には贈り物をしていました。2021年のインタビューでは、父へ靴下をプレゼントしたことを話しています。
母と兄も仕事の送り迎えをしていた
母と兄は、仕事の送り迎えで石田さんを支えていました。ドラマ好きの母からは「ドラマとか決まらないの?」と聞かれることもあったそうです。
兄は芸能活動について多くを口にするタイプではなかったものの、送迎では力を貸していました。母の日には母へピアスを贈っていたことも本人が話しています。
家族は芸能活動を遠くから見ていたのではなく、日常的な移動やオーディション情報の収集にも関わっていました。その支えが、のちのSTU48応募にもつながります。
石田千穂の学歴は?高校卒業と大学進学の真相
石田千穂さんの小学校・中学校・高校について、具体的な学校名は公表されていません。一方で、小学生だった時期の公式記録や、2020年3月に高校を卒業したことは確認できます。
小学校・中学校の校名は非公表!校外ではASHへ
2012年のFairies NEXT公式プロフィールには、当時の石田さんが小学5年生だったことが掲載されています。具体的な小学校名は記載されていません。
中学校年代にあたる2015年7月には13歳で、アクターズスクール広島のCクラスに在籍していました。中学校名や、学校で所属していた部活動・委員会などは公表されていません。
学校外では歌やダンス、ウォーキングのレッスンを続け、中学校を終える2017年春にはSTU48第1期生オーディションへ向かいます。
高校名は非公表!2020年3月に高校を卒業
石田さんは15歳だった2017年3月にSTU48へ加入しているため、高校年代の多くをアイドル活動とともに過ごしました。
高校卒業を控えた2020年2月のインタビューでは、アイドル以外の分野にも挑戦したいと話し、卒業後に興味のあることとして資格取得を挙げています。
「何か資格を取れたらなって思います。」
出典:Real Sound「STU48 石田千穂&田中皓子&中村舞が語る、4thシングルの挑戦とグループとして勝負の2020年」(2020年2月15日)
具体的に何の資格か聞かれると、「車の免許です(笑)」と答えました。
同年3月、STU48と広島交響楽団は、卒業を迎える学生へ向けて「桜の花びらたち 2020」を制作しました。STU48公式サイトでは参加メンバーの石田さんを「1期生(高校卒業)」と明記しています。
「一人でも多くの卒業生の方に届いたら嬉しいです。」
出典:STU48 OFFICIAL WEB SITE「『桜の花びらたち 2020〜STU48&広島交響楽団〜』をYouTubeにて公開!」(2020年3月17日)
動画が公開された3月17日は、石田さん自身の18歳の誕生日でもありました。15歳でSTU48へ加入し、高校年代の約3年間をグループ活動とともに過ごして卒業を迎えています。
大学には進学していない!袴姿の投稿は撮影オフショット
高校卒業後の大学進学については、2024年3月10日の本人公式Xの投稿が話題になりました。袴姿の写真とともに大学卒業を思わせる文章が投稿されたため、大学へ通っていたように見えたからです。
ところが、その投稿は撮影時のオフショットを使ったものでした。記録されている本人の補足では、大学へは行っていないことを説明しています。
「これ撮影のオフショットで大学行ってません」
出典:AKBフレンド「STU48 石田千穂『無事大学を卒業しました』」(2024年3月10日の本人公式X投稿・補足を収録)
石田千穂さんは「大学名を公表していない」のではなく、本人が大学には通っていないと説明しています。
中学3年生でSTU48第1期生オーディションへ
中学校を終える2017年春、石田千穂さんはSTU48第1期生オーディションへ進みました。小学3年生の握手会で芽生えた夢と、ASHで続けてきたレッスンが、瀬戸内に誕生する新しい48グループの募集へつながります。
家族全員でオーディション情報を探していた
石田さん本人だけがオーディション情報を探していたわけではありません。アイドルになりたいという希望を知っていた家族も、一緒に募集情報を確認していました。
「家族全員でオーディション雑誌をチェックしていました。」
出典:エキサイトニュース/ENTAME next「二軍からのスタート、STU48の“透明な原石”石田千穂、加入からセンターまでの軌跡を振り返る」(2021年2月17日)
そのなかで父が「瀬戸内に48グループができるらしい」と知らせたことが、STU48第1期生オーディションへ応募する直接のきっかけになりました。
小学3年生では父とAKB48の握手会へ行き、ASHへ入るときにも父からオーディションを勧められました。本格的にアイドルになる入口でも、父が募集情報を知らせています。
15歳の誕生日直後にSTU48第1期生へ合格
石田さんは2017年3月19日、STU48第1期生オーディションに合格しました。3月17日に15歳の誕生日を迎えた、わずか2日後です。
同年3月31日に結成されたSTU48へ1期生として加入。本格的なアイドル活動が始まりました。
加入から約1か月後の5月3日には「2017ひろしまフラワーフェスティバル」でSTU48としてお披露目されます。
最初から順調に選抜へ入ったわけではありません。STU48初のオリジナル曲「瀬戸内の声」の歌唱メンバーに、石田さんは選ばれませんでした。
選抜メンバーが歌番組へ出演している間、選ばれなかったメンバーと広島でレッスンを受け、「悔しいね」と涙を流したことも後年明かしています。
2017年7月8日には、STU48のメジャーデビューシングルを歌う16人が発表され、石田さんも選抜入りしました。「瀬戸内の声」で選ばれなかったところから、デビュー曲では歌唱メンバーへ入ったことになります。
発売は延期を経て2018年1月31日に決定。1stシングルのタイトルは「暗闇」でした。
デビュー曲での立ち位置は最後列です。それでも本人は、最初のオリジナル曲で選ばれなかった悔しさを知っていたからこそ、デビューシングルの選抜入りを心からうれしく感じたと振り返っています。
2018年1月31日、「暗闇」でメジャーデビュー。小学3年生のころにAKB48の握手会で抱いた夢は、約7年後に「48グループのメンバーになる」という形で現実になりました。
その後、STU48ではデビューシングルから長く選抜メンバーとして活動し、センターも務めました。そして2026年2月、卒業を発表しています。
「私の人生の中でかけがえのない出来事です。」
出典:STU48 OFFICIAL WEB SITE「STU48 石田千穂 卒業のご報告」(2026年2月10日)
卒業公演と最終活動日は2026年6月7日。広島県民文化センター多目的ホールで、STU48として最後の公演を迎えました。
父と出かけたAKB48の握手会、鏡を見ながら練習したASH時代、家族と探したオーディション情報。その積み重ねの先に、15歳でのSTU48加入がありました。
































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